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石田三成子孫の温泉宿倒産!

石田三成子孫の温泉宿倒産!

武士


新潟県妙高市の「妙高ホテル」が2013年7月11日、新潟地裁高田支部に破産を申請した。

ホテルの正式名称は「石田館 妙高ホテル」。
あの戦国武将の石田三成の子孫の宿として大正時代に妙高温泉を開湯し、営業を開始した老舗の温泉ホテル。
妙高エリアのスキー客向けの宿泊施設として往時は人気があったそう。

しかし、スキーブームがおわり収入が減少したのに加えて、平成23年5月に妙高温泉の源泉で土砂崩れが起きて、温泉の供給がストップしたことが致命傷となった。

歴女(戦国バサラ好き)である娘と二人で発した言葉は、
「三成に子孫がいたんだ?」
という感想。

いろいろ調べてみると、
石田三成は関ヶ原後、六条河原で斬首されていますが、彼の長男、次男はその後も生きているんですね。
長男重家は家康に助命されて出家し、
次男重成は津軽氏の家臣になっており、
三女辰姫は、弘前藩2代藩主津軽信枚にとつぎ、世継ぎを生んでいます。

この石田館のご先祖は、三成の長男重家の子治郎右衛門直重という人物。
彼は越前北庄藩主松平忠直の庇護をうけ、忠直の長男光長(徳川家康の次男結城秀康の孫)の国替えで高田入封で随伴、その後藩主の命により妙高山麓東南斜面(妙高市毛祝坂)の新田開発、開村を命ぜられ定住、治郎右衛門を名乗り十代庄屋として明治にいたり、3代前に旅館業を始めたとHPにあります。

戦国の世から続く歴史と温泉、探ってみると面白いことが出てくるかもしれませんね。

最後に石田館の再建を願っております。



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