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文豪と温泉 有吉佐和子

文豪と温泉 有吉佐和子

有吉佐和子と温泉


「竜神温泉の大黒屋といえば、上御殿、下御殿と等しく竜神村では格の高い温泉宿であった他に、昔は高野山まで他家の山を踏まずに行けると云われたほどの山持ちであった。」

『日高川』


『恍惚の人』や『複合汚染』など社会派の女流作家として有名な有吉佐和子だが、『紀ノ川』、『有田川』、『華岡青洲の妻』など有吉佐和子の作品には、疎開先が和歌山だったせいなのか紀州を舞台にしたものも多い。

『日高川』(1966)も、紀州の龍神温泉と老舗旅館「上御殿」(作品中では「大黒屋」)が舞台となってます。

今から約350年前の明暦3年(1657年)、上御殿は紀州初代藩主徳川頼宣が龍神温泉に湯治に訪れるために建てられました。

今なお奥深い山のいで湯だが、「日本三美人の湯」として、根強いファンに支えられています。

徳川頼宣はこの湯をたいそう気に入り、村の年貢を免除したばかりか、亥の年ごと、つまり12年ごとに藩の費用で浴舎、宿を改修しています。

上御殿の「御成りの間」は、徳川公がお泊りになられた部屋であり、現在も当時のままの形で残っています。


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