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文豪と温泉 水上勉

文豪と温泉 水上勉

水上勉と温泉


「『お父さんは・・・芦原へおいでやすたんびによってくれはりました』 (略) 喜助は、この女が芦原でなにをしている女であるか判断ができなかった。 そういえば、父と一しょに芦原へ行ったことはあった。 芦原は越前に一つきりの温泉町である。」

『越前竹人形』


直木賞受賞作『雁の寺』や『飢餓海峡』『五番町夕霧楼』など弱者の視点から社会を描いた藤原審爾。

1963年に発表された『越前竹人形』で、水上は女の哀しみを叙情的に描いています。

ここで出てくる竹人形は越前の伝統工芸品で、福井出身の水上にとって、その舞台として福井を代表する名湯あらわを選んだのは必然であったのでしょう。

創業明治17年の「べにや」は、水上勉のほかにも、『細腕繁盛記』『あかんたれ』の花登筐や、昭和を代表するスター石原裕次郎も最晩年静養のために訪れています。


※旅館の建物は2021年に新築となっています


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