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外湯と内湯

外湯と内湯

外湯と内湯


昔からある歴史ある温泉場(湯治場)には、必ずといっていいくらい「共同浴場」または「外湯(そとゆ)」と呼ばれる施設があります。

逆の意味の「内湯」は、温泉を宿泊施設専用に引いたものをいいますが、かつては温泉場(湯治場)には外湯しかありませんでした。

有名な有馬温泉は、江戸時代には100軒もの宿があったと言われていますが、宿に内湯はなく、みな一之湯、二之湯などの外湯に出かけて入浴していました。

他にも江戸時代に良く知られた温泉である城崎温泉など、多くの湯治場でも同様に宿から外湯に出かけていたのです。

これは、その温泉場の成り立ちを見るとよくわかります。

まず、温泉が発見されるとそこに浴場が作られます。(外湯)

そして、温泉そのものやその薬効に感謝して、温泉神社や薬師堂などが祀られ、湯治客のための宿ができてくるのです。

一般に、宿泊施設内に内湯がひかれたのは昭和の戦後になってからになります。





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